夏の終わりを感じて虚しくなる

今年の夏は、散々でした。




今も親と同居してるので、平日は元気で土日に死にそうになる生活でして
盆と正月は毎年具合悪くなるのですが
今年は特にひどかった。


ここ1年くらい、気分転換役を交際していた彼氏に一任してしまっていたところ
先月末に破局してしまって。

友達もいなくはないのですが
親と同居という、ストレスMAXの体調ジェットコースター生活を送っているため
遊ぶ約束しづらいんですよね…。

もともと5月あたりからずっと調子悪かったのもあり
たぶん今年の夏、必要なカロリーの半分くらいしか摂取してないと思います。
(同居だと顔合わせられない日の食料と水分調達が難しい)
まあ、動いてもないからいっか。

もうちょっと、夏らしいこと…というか
人間らしい夏を過ごしたかった。






彼氏と破局に至った原因は、私の不満が伝えられなかったことでした。


生まれてこのかた、怒りを感じたことがなかったんですよね、私。

たぶん『怒る』って、理性と感情が戦って理性が負けないと出てこないものだと思うのですが
何か嫌なことがあっても、理性が感情を上回ることがなくて。
怒鳴りたいとか、もっとひどくなると殺意くらいの欲求でも理性で抑えられるので
何がどうなったら、人は声を荒げるのか。未だにわかってないです。

たぶん、理性が強すぎる。

だから小さな不満はいくつかあったのですが
それを伝える機会が全くなくて。
不満なんて伝えたら、嫌な思いをさせてしまう気がしたし
それ以前に不満そのものを、瞬間的に封じ込める『何か』がありました。
彼氏に限らず、誰に対しても。

でも1年間も、しかも恋人として関わっている人間に対して
不満を封じ込め続けることができなくなって。
伝えられずにいた不満が大きくなって、結びついて、爆発しました。
修復はできなかった。



私は人間関係がうまくいかないというか
一緒にいると疲弊するような関係しか築けなくて
友達と遊びに行くのとか本当に苦手だったのですが、
たぶんこの『怒れない=不満を伝えられない』というのが大きい気がしました。
自分が我慢してばかりだから、そういう生き方をしてきたから
人というより世界そのものが怖くなってしまっていたような。

そう思って、別れたあと彼に会った時に、嫌なことがあって
「さっきの〇〇は、ちょっと嫌だった」と伝えてみました。
勇気を振り絞って、手を震わせて。

それから、友達と会っても
くたくたに疲れなくなりました。


すこしだけ、前進したかな。








でも、
私が彼の心変わりを疑った結果無実だったのですが
たぶん私、浮気されてた方が楽だったと思う。

「浮気癖あるけど、ちゃんと自分も構ってくれる」くらいがちょうどいい気がする。
「彼が浮気性だけど、嫌いになれない」とか言って悲劇のヒロインぶりたい自分がいる。


この辺に自分の歪みを感じます。